神社の大木(ソロ)

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昨日、今日の2日間で隣の埼玉県まで行って枝下ろしをしてきました。いつもよくしてもらっている、大親方のところの大手造園屋さんからの依頼です。


事前に下見をしていた師匠に「よしの7つ道具を持っていけ」との指示を珍しく受けたので、ツリーワーク用品を一式持って行きました。


師匠が暇が取れると迷惑がっているツリーワーク用品を使っても良いということは相当難しい木なんだろうなと覚悟を決めてました。


現場に着いてみると、神社の周りにソロ、ケヤキ、ヒマラヤスギなど直径で一抱えでは足りない大木のが並んでおり、それらの枝が屋根に被っている状態でした。


屋根に枝が落ちてきて瓦が割れてしまうので枝を切ってほしいというものでした。


初日、まず最初にやったのがこのソロです。


梯子を掛けてみると、梯子の届く範囲で枝がありません。幹も太すぎていつものニーグリップでのよじ登りも使えません。


そこでスローライン+ウエイト+電設棒を使ってクライミングラインを設置し、DRTでやることにしました。この段階では設置に時間が掛からないよう中位の簡単なアンカーにセットして登った後、樹上でオフロープ(まねはダメです)、ランヤードを使いつつ素登りしてトップアンカーに設置という流れでやりました。


なんせ、下には師匠の他に大手の造園屋さんの方々と神社の手伝いの町内会の方々が(初日は多い時で計9人)僕の落とす枝を片付けるのに待っているんですから、ぐずぐずしてられません。


いいアンカーもあったのでリムウォークモドキなんかもやりつつ、いつものロープワークでの枝下ろしを終了できました。


次にでかいケヤキ2本をやりましたのでまた記事にします。

シンギングロック シットワーカー

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まだ実戦で使ったことはありませんがハーネスの紹介です。


シンギングロックのシットワーカーです。東欧のチェコ製です。


画像となりのクーガーの重さ(約3.5kg)では素登りではいまいちで、軽いハーネスを探してました。


素登り及びスパーで使用をするのでセンターD環で十分と考え、一番安かったシットワーカーにしました。


今、素登りで主に使っている藤井電工のツヨロンのU字安全帯には付いていないセンターD環が付いているので、下降ではエイト環が使えます。


それにしてもこのシットワーカー、造りが安っぽいのは価格相応な感じです。その代わりものすごく軽い(約1.1kg)です。


それと後ろのロゴがかっこよくて気に入ってます。はやく実戦で使ってみたいです。


このハーネス、うちの小4の息子(体重約40kg)も装着できました。


今度一緒にツリークライミングしてみようかなと思ってます。

植木の手入れ

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5月に入って庭師の仕事が増えてきました。特殊伐採以外に普段はこんな仕事をしているという紹介です。


このシイは師匠の家の植木で、仕事ではなかったので気楽にやりました。


脚立では届かないので、登って噛り付きでの剪定です。岡恒の剪定鋏を使いました。


それと、話は変わってヘルメット用のぺルターのイヤマフアッタチメントZ3Bを買いました。とりあえずミドリ安全の侍にこのアダプターが付けられるかどうかの確認です。


このアダプターはヘルメットの形状によっては取り付けできないとの事ですが、侍には付けられました。


これでイヤマフ本体の取り付けはできそうなので、予算が出来たら本体を買いたいと思います。

最近揃えた道具

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5月に入って庭師の仕事が始まり、うちでの特殊伐採のシーズンが終わりつつあります。


今回は最近揃えた道具の紹介をします。


チャップス、携帯用の燃料缶、チェンソーストラップの3点です。


まずチャップスですが侍レジェンドというブランドのもので、安くてかっこいいので買いました。以前Wesspurで長さ32インチのチャップスを買ったことがありますが、短すぎで背の高い外人が履いたら半ズボンになりそうな位の丈でかっこ悪くてオークションで売ってしまった経験があります。なので今回は36インチにしました。少し丈は余ってしまいますが、短いよりは見た目はいいので良いかなと思います。僕は樹上で足にチェンソーを当てそうになった経験があるので、これからはなるべく使いたいと思ってます。


次に燃料缶です。これはWesspurでクライミング用品を買い物をしたついでに一緒に買ったものです。値段は19ドルでものすごく安いです。軽いので他のものと一緒に送ってもらっても送料は殆ど変わりません。この缶はノズルの後ろのボタンを押してる間だけ燃料が出る仕組みになってます。


最後にチェンソーストラップです。これもおまけで買ったものです。SWLは6.8kgと重たいチェンソーは無理そうでした。今まではバンジータイプのものを使っていたので、どちらが使いやすいか試してみたいと思ってます。

日帰りで千葉から岩手へ

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昨日は師匠の用事の送り向かいで岩手まで日帰りで運転手をやってきました。


朝5時に出発して現地に着いたのが10時半頃。昼食まで師匠の一行と一緒に行動した後、用事のある師匠らと別れ3時間だけ嫁と一緒に観光に行って来ました。


たまたま近所に住んでる師匠の同級生も岩手に帰郷すると聞き事前に約束していたので、中尊寺にて合流して現地を案内してもらいました。


中尊寺から厳美渓まで4箇所を3時間で回るというドタバタでの観光でしたが案内してくれたsさんと3人で楽しく過ごせました。


その後、sさんと別れまた師匠一行と合流し千葉県までとんぼ帰りです。


夜10時前に到着、1日で1人で約1000km運転、疲れましたが、sさんと嫁と3人で行った観光が楽しかったので行ってよかったと思いました。

何屋さん?ってよく聞かれる

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前回の記事のケヤキの伐採の後、時間が余ったのでついでにと言うことで枝下ろしを頼まれました。


朝から始めたケヤキは昼過ぎには終了できそうだったので油断してたのもあったんですが、いきなり枝下ろしになったのでおっとり刀での枝下ろしとなりました。


現場に行ってみるとケヤキの枝がお隣さんの屋根に被ってます。


中位まで枝が下ろしてある跡があったのでお隣さんに聞いてみたら、持ち主に断ってから消防でレスキューをやっている人に頼んでロープを掛けて登ってもらい枝を切ってもらったそうです。


どんなロープワークを使ったのか見てみたかったです。


ところで最近、こうゆう木切りをしているとご近所の方や通行人の方に「何屋さんなんですか?」とよく聞かれます。


今回もお隣さんに何屋か聞かれました。


千葉県は木が少ないのでこうゆう仕事は珍しいのかも知れません。


話は戻って、この枝下ろしはレスキューの人みたいにクライミングロープは使わずに素登りでやりました。ただ、枝は、家やフェンスなど保全対象があったのでロープを使って下ろしました。

目立て道具

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昨日は直径1mオーバーのケヤキの根元からの伐採をしてきました。


このケヤキは寸胴仕上げになっていたのでいつものような難しい枝下ろしはなく、上の方を何回か胴切りした後、根元より伐採しました。


ただ問題なのは大きなチェンソーを持ってないことです。うちは本業は植木屋なので伐採屋さんのようなでかいチェンソーは持ってません。


今回は師匠のタナカのECS-4000で切ることになりました。バーは軽量タイプでハードノーズの18インチのが付いてて師匠の持ってるチェンソーでは一番長いバーが付いてます。


僕は4月8日の梨畑での伐採の際このタナカで50cmのカシを切ろうとして、まったく切れなくてだめだこりゃと思ったのを思い出しました。


チェンをよく見てみると思いっきりフックに目立てしてありました。間違って細いヤスリで目立てしたんじゃないかと思うほどです。


カシの時にすぐに食っては止まってしまうのは、馬力がないのとこのフックのせいだと思いました。


師匠はフックのチェンでゴリゴリ切るのが好きみたいですが、太い木には向かないようです。


今回はこのチェンでは食って全く切れなそうなので目立てし直しをしました。


こんな方法はでたらめですが時間がかかるので20BPを5.5mmのヤスリでけずってフックを直した後、オレゴンのヤスリホルダーを付けて4.8mmのヤスリで仕上げました。


僕は目立てはフリーハンドではできないので道具を使ってやってます。ゲージやホルダーで目立てしたチェンでもそれなりには切れます。


今回1mオーバーのケヤキを39ccのチェンソーで切れたのもこのホルダーのおかげでした。