目立て道具

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昨日は直径1mオーバーのケヤキの根元からの伐採をしてきました。


このケヤキは寸胴仕上げになっていたのでいつものような難しい枝下ろしはなく、上の方を何回か胴切りした後、根元より伐採しました。


ただ問題なのは大きなチェンソーを持ってないことです。うちは本業は植木屋なので伐採屋さんのようなでかいチェンソーは持ってません。


今回は師匠のタナカのECS-4000で切ることになりました。バーは軽量タイプでハードノーズの18インチのが付いてて師匠の持ってるチェンソーでは一番長いバーが付いてます。


僕は4月8日の梨畑での伐採の際このタナカで50cmのカシを切ろうとして、まったく切れなくてだめだこりゃと思ったのを思い出しました。


チェンをよく見てみると思いっきりフックに目立てしてありました。間違って細いヤスリで目立てしたんじゃないかと思うほどです。


カシの時にすぐに食っては止まってしまうのは、馬力がないのとこのフックのせいだと思いました。


師匠はフックのチェンでゴリゴリ切るのが好きみたいですが、太い木には向かないようです。


今回はこのチェンでは食って全く切れなそうなので目立てし直しをしました。


こんな方法はでたらめですが時間がかかるので20BPを5.5mmのヤスリでけずってフックを直した後、オレゴンのヤスリホルダーを付けて4.8mmのヤスリで仕上げました。


僕は目立てはフリーハンドではできないので道具を使ってやってます。ゲージやホルダーで目立てしたチェンでもそれなりには切れます。


今回1mオーバーのケヤキを39ccのチェンソーで切れたのもこのホルダーのおかげでした。