お寺のシイノキの枝下ろし(伐採2日目)

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雨の休日を挟み、今日お寺の枝下ろしの続きをやってきました。


朝方は昨日の雨で濡れた樹皮がまだ乾いておらず、ツルツルで登るのに危険な状態でしたが時間と共に徐々に乾いた部分が現れなんとか作業ができました。


今日1番難しかった作業は画像3枚目の枝を下ろす作業でした。この枝は途中に枝が全くないばかりか、途中で樹皮が剥がれ腐ってる部分がありました。


かつて、この位の太さのシイノキの枝がなんの前触れもなく折れて墜落しかけた経験があり、今回の枝は外から見て明らかに腐ってる部分があり素登りでは無理かなと思ってました。が、師匠の指示では枝先まで行って鋸で細かく落とせというものでした。


師匠だってこの腐ってる部分を見逃してるはずはないし、それを承知で折れないと判断しこのような指示をだすんだろうから、じゃあやってみようと気持ちを入れ替えてやりました。


でも本当はインチキ棒+ランニングボーリンで枝先に玉掛けし、更に枝元にもう1セットかけて登らずに大きいまま落とすのをやってみたかったです。がそれでやったとしてはたしてうまく出来たかは解りません。


考えられるもう1つの方法、DRTを2セット使っての横トランスバースで剪定場所にたどり着く方法だったら、もしも枝が折れてももう1つのアンカーは生きてるのでたぶん大丈夫な気がしますが、そのセットには人間+枝の重量が掛かるのでどうなるかは解りません。


なんだかんだとこの作業も含め、なんとか今日でシイノキは無事に完了できました。明日は片付けです。癖のぎっくり腰に気をつけてやってきます。