樹高25mのクヌギに挑戦

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19日(水)に続き20日(木)も別現場でクヌギの枝下ろしをしました。


今回のクヌギも1抱え以上ある巨木で樹高は推定25m、19日にやったクヌギより若干高いと思われます。なぜ樹高が解ったかというと、枝下ろしのロープが40mで一番高いアンカーで届かなかったからです。


グランドワーカーの親方が腕を上に伸ばして2mで折り返したロープがぎりぎり+アンカーより上に伸びてる枝が3mとして枝下ろしのロープが折り返して20m、全て足すと25mになります。


今回いつもと違った部分は樹高が高かったので、電線に上から見れば被さってる枝が電線に邪魔されることなく下ろせた事です。詳しく言うと上の枝のアンカーから折り返したロープを下ろす枝元に縛って下ろすので下ろす時、切る箇所を中心として枝先まで円運動をします。この円運動の半径内に電線など支障物があると引っかかったり壊したりして大変なんですが、今回は下ろす枝が電線のはるか上だったのでこの半径内に何もなく楽に下ろせました。


たぶん他の業者さんはスタティックリギングと言うんでしょうか、枝が元を離れても暴れない方法をやってると思いますが、渡辺造園では時間がかかる方法はNGなのでこんな方法でやってます。(なぜ時間がかかってはいけないかは、そのうち書くかもしれません。)


とにかく今回も素登りだったので登ってる時、移動する時、降りる時は全て体1つ、落ちたらサヨナラなので疲れましたが半日で無事終了できました。


午後からおまけでアカカシの枝下ろしもしたので、後からまた記事にしたいと思います