20m級のエノキに挑戦

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今日はボランティアを連れて2人で枝下ろしに行ってきました。


このエノキは20mを越すと思われる結構でかい木でした。


今回は樹上でランヤードを掛けオフロープにし電設棒かタモ網を使っての縦トランスバースでやる予定でいたので、ビックショットも持っていかず85ftのfireでやりました。


最初は梯子を掛けて登ったところから電設棒でスローラインをかけて、一気に登れたのは85ftの半分からノットの分を引いた分くらい。


僕が短いロープを使いたい理由は主に2つで、1つは下ろす枝などににロープが巻き込まれない様にと、もう1つは今回は関係ありませんがグランドワーカーが下でチェンソーをバーバー吹かすのでランニングエンドがどうゆう状態であつかわれてるか不安になるからです。


なので、いつも背中にリュックを背負ってそこにランニングエンドを入れてロープは一切たらさずにやってます。


1/2だと85ft位が丁度背負える限界です。


今日は変わったことをやってみようと、ツリークライマーの講習の時にやった末端を使ったトランスバースを1度試してみました。


隣に平行に立ってる幹にタモ網を使って末端のラインを掛け、ツリークライマーズコンパニオンで言うところのトラディショナルクライミングシステムを樹上で組んでの横移動です。


なぜこの結びにしたかと言うと、プーリーやプルージックコードなどを樹上まで持って行くのが大変というかごちゃごちゃしてしまうからで、この結びだとカラビナが1つで済みます。


で試した感想は、両手を使ってブレークスを上げるこの結びはやっぱしやりづらかったですが、この部分を携帯する道具は増えますがいつもの結びにすれば、この末端を使った移動というのは使えると思いました。


今回はチェンソーで枝下ろしのロープを切っちゃったりとか失敗はありましたが、素人さんと2人だけでこのでかいエノキをやれたのは良い経験になりました。