八千代にて3日目(うちでやってる枝下ろしの説明付)

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今日も八千代の現場に行ってきました。


今日はアカカシ、シラカシケヤキ、ソロ4本を仕上げました。


1番左の画像で手前に写っているムクはすぐ下にフェンスがありグランドワーカーが1人では壊す心配があった為、3人揃う月曜日まで持ち越しとなり、このムクで使おうと思っていたクライミング用具も今日も使わずじまいでした。


このムクは幹から離れた所まで枝を伝って行かないと屋根を壊してしまう可能性があるので、写真を撮ってる余裕があるかは解りませんがぜひ記事にしたいと思います。


画像4枚目でカシでやった大きな枝下ろしの1例をあげました。あくまで親方に教わったやり方なんで真似はしないでください。高い場所にある枝の位置エネルギーをポータラップで熱エネルギーに変換する代わりに、ロープしか使わずに幹に巻いて摩擦熱に変換する昔ながらのやりかたですが、道具はロープのみなので手軽と言えば手軽です。熱エネルギーに変換することで重い枝もグランドワーカー1人で下ろせる仕組みです。ただ幹に巻く方法だと下ろすスピードのコントロールはポータラップより難しいと思います。


それと、アンカーを枝の又(ナチュナルクロッチング)ではなくアーボリストブロックを使用すれば枝がなくても任意の場所でアンカーを作ることもできますが(フォルスクロッチング)、親方はこの方法は使いませんでした。ちなみにブロックの代わりにプーリーだと衝撃過重のかかる使用はできない構造のようです。


この八千代の現場もなんとか先が見えてきました。明日は村の行事で休みですがまた月曜日頑張ります。